【大国主神(おおくにぬしのかみ)】長寿や健康にご縁がある日本の神様
日本には、「八百万の神(やおよろずのかみ)」などと言われ、多くの神様が存在していると言われています。
名前も始めて聞いたという神様もいらっしゃる中、大国主神(おおくにぬしのかみ)は私たち日本人にとても馴染みのある神様なのではないでしょうか?
日本の歴史においても、神話においても、学生の頃に習ったはずです。
今回は、そんな有名な神様で大国主神についてご紹介します。
大国主神といえば別名をたくさん持つ神様
大国主神には、別名がたくさんあるって本当なんですか?
そうなんじゃよ。
大国主神は、いろいろな名前で呼ばれることがあるんじゃ。
大物主神(おおものぬしのかみ)だったり、大己貴命(おおなむちのみこと)なんかがそうなんじゃよ。
そうなんですね。
でも、なんでそんなにたくさん名前があるんですか?
大国主命は、あちこで人気があり、さらに妻もあちこちにいた神様なんじゃ。
各地でいろいろな名前で呼ばれてたため、別名が今でも残ってると言われてるんじゃよ。
そうなんですね!
なんか複雑なんですね。
神話にも残されてるから、気になるなら神様のエピソードを読んでみると良い。
はい!
時間を見つけて、神様のことをもっと学んでみたいと思います。
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大国主神は「因幡の白兎(しろうさぎ)」のエピソードで有名
出雲大社に出向かれたことがある方なら、大国主神と因幡のしろうさぎの像を見たという方が大半でしょう。
大国主神ゆかりの神社である出雲大社には、大国主と因幡のしろうさぎが祀られているのです。
大国主神と、兄神さまたちが八上比売(やかみひめ)に求婚するために旅をしていました。
大国主神は一番年下で、荷物持ちをさせられていたため兄神御一行から遅れをとっていたのです。
そんな時に、大国主神は道端でないてるウサギに出会いました。
ウサギは、サメに皮を剥がされて泣いていたところ先行く意地悪な兄神たちに「海の中に入って風に当たれば治る」と余計悪くなる嘘を言われてさらに苦しんでいたのです。
大国主神は、ウサギに真水で体を洗い、ガマの穂の上で転がりなさいと伝えたところ、薬効のあるガマの穂に助けられて次第に毛が元どおりになりウサギは回復しました。
その時、ウサギは言ったのです。
「意地悪な兄神さまたちじゃなく、八上比売はあなたと結婚する。」と。
そしてウサギのいうとおり、大国主命との八上比売は結婚することとなりました。
これが、因幡の白兎のエピソードです。
大国主神の得意分野が健康&長寿&縁結びの神
大国主神は、日本を作った神様だとも言われています。
そんな大国主神には、得意な分野が沢山あります。
大国主の神を参拝する時って、どんな願いを叶えたい時に参拝するといいんですか?
大国主の神は、因幡の白兎のエピソードからも「健康」に造詣が深い神様なんじゃ。
国づくりをする傍らに、病気の治療方法を広めた神様として知られてるんじゃよ。
また、縁結びの神様としても知られておる。
いろいろな才能を持たれた神様なんですね。
そうじゃな。
いうならばスペシャルな神様の中の一人じゃの。
国を作ったというだけでもすごいですよね。
大国主神は、見えない縁を結ぶ縁結びでもかなり有名じゃよ。
恋に悩んだ時に出雲大社に出かけるのは、そういう理由からだったんですね。
大国主神は、様々な神社で祀られおるんじゃよ。
自分に合う神社を見つけてみるとたっぷりと大国主神から見守っていただけるようになるんじゃよ。
はい!
大国主神についてもっともっと知りたくなりました。
実際に神様に会いに行く前に、もっと勉強したいと思います。
ご縁を結びたい時、また健康や長寿を願いたい時には、大国主神が祀られている神社を参拝すると良いとされています。
様々なエピソードをお持ちの神様なので、いろいろと勉強していくのも面白いですね。
神社の神様に会いに行く前には、神様について学んでから出かけていくことをお勧めします。
そうすることで、よりいっそう神様に呼ばれる人になることができるはずです。
この情報で、あなたの日々がより良いものになれば幸いです。