神社の気になる疑問解決!神職と巫女との違いって何?
神社に参拝に出かけるようになると、神社について色々なことが気になってきたという方もいらっしゃるはずです。
神社には、神職があり、神主さんがそれに当たります。
巫女さんとは一体どんな存在なのでしょうか?
神社の神職、巫女さんなどの違いについてご紹介していきます。
神社の疑問解決!神職と巫女さんは違うの?
神社の巫女さんというのは、神職ではないのでしょうか?
そうじゃの。
巫女さんは神職ではない。
ちょっと複雑ですね…
神社には、神主さんがおる。
神主さんとは、神様に奉仕するという者を指すんじゃよ。
はい。
今の時代において、巫女さんは神職ではないんじゃ。
そうなんですか?
巫女さんは、あくまでも神主さんの補佐役的な立場なんじゃよ。
そうなんですね。
だからアルバイトなどの募集があるんですね。
そういうことじゃ。
年末年始の忙しい時期になると、様々な神社で巫女さんのアルバイトを探しておるの。
はい。
実はそれを目にして不思議だったんです。
昔は巫女さんの立場も高かったが、今はちょっと時代の流れとともに変わってきてるんじゃよ。
はい。
理解できました。
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神社の神主さんとはどんな存在なの?
神社の神主さんというと、神社の代表者的な存在のことを指します。
一番その神社で偉い人というイメージですね。
そんな神主さんですが、神職に就かれている方が神主さんです。
神様にご奉仕される方ですね。
神社での催し物などを執り行ったり、様々な事務作業などもされるようですね。
まさに、長的存在と言っても良いでしょう。
ちなみに、神主さんになるためには神職養成学校で講習を受け試験に合格することで、ある程度の位まではなることができます。
「浄階」「明階」「正階」「権正階」「直階」の位があり、「浄階」はある程度神社で修行を積んだもののみがなることができるとされています。
神社の巫女さんはどんな存在なの?
巫女さんというと、霊的な能力を持った方というイメージが強いですよね?
実際に、昔はそういう存在でした。
雨乞いの儀式をしたり、天界とつながる役割を果たしてきたのが巫女さんという存在です。
今でも、海外では巫女さんの立場にいる人は結婚も許されず神様とつながる媒体となるような役割をされてる方もいらっしゃいますね。
それはさておき、今現在の日本では巫女さんという存在は神主さんの補佐役的存在なのです。
そのため、制限がある訳でもなく誰でもなろうと思えばなることができます。
男性でも、呼ばれ方は異なりますが巫女さん的存在の方はいらっしゃいますね。
神社の神主さんや巫女さんは結婚はできるの?
日本の神道では、神社の神主さんも巫女さんも結婚することは可能です。
基本的に、なんだかんだ言っても神主さんは子供が引き継ぐということが多いようですね。
もしも、結婚できないのであれば神道の家系が途切れてしまうことにもなりかねません。
そのため、神主さんの結婚は昔から認められていたようですね。
また、巫女さんの場合は昔は結婚は認められていませんでしたが、今の時代は全く問題なく認められています。
神社によっては、神主さんと巫女さんの結婚はNGなどとされている神社もあるにはあるようですが、そのような結婚も特に問題はないようですね。
神社の参拝が習慣になってくると、神社の様々なことに対して疑問が生まれてきますね。
いろいろと新しい知識を得るのは面白いなと感じます。
- 神社の神職と巫女さんは違うということ
- 神主さんは神職、巫女さんは補佐的役割だということ
- 神主さんも巫女さんも結婚できるということ
神社に通うようになると、神主さんにお目にかかる機会も増えてくるかと思います。
その際に、貴重なお話も聞けるかもしれませんね。
この情報で、あなたの日々がより良いものになれば幸いです。